■宇都宮
宇都宮市および周辺の町村は80年代にテクノポリス地域に指定されるなど新産業の育成が積極に行われ、企業の誘致も盛んだった地域である。それと併せて80年代には東北新幹線、東北自動車道、北関東自動車道が開通 し、東西南北の交通網が整備された。東京ー大宮ー宇都宮ー東北というツリー上の交通 体系の中で非常に重要な拠点性を持つようになったのである。 こうした交通網の整備により宇都宮周辺には多くの企業が立地するようになった。商業的にもパルコも109もあるし、タワーレコードもHMVもフランフランもあるほどで、渋谷文化がそのまま移植されているといってよい。
■高円寺 2003年
2002昨年上梓した「大人のための東京散歩案内」の高円寺の章で映画「妹」に高円寺の桃園川暗渠が映っていたように思うと書いた。つもりだったんだが、実は校正で削除したようだ。 ま、とにかく、高円寺が出てくる。しかしはっきりと確証がない。「妹」はビデオもDVDにもなっていないし、それこそ高円寺のカルト的レンタルビデオショップ「オーヴィス」にすらないので、確認しようがなかった。 しかし2003年1月早々だったか、NHKBS2で「赤ちょうちん」と「妹」が放送されたのだ! もち録画。見ると、なんと!やはり写 っていたのです!!桃園川暗渠が!!!
■中野ブロードウェイ2
現在の東京の、いや日本のサブカルチャーを代表する空間の一つが中野ブロードウエイの怪しい店の数々にインタビュー。
TEXT&PHOTO:KYOZONE MEDIA (YUJI MIYAZAKI, NAO HARADA, and KOU SEKIYA)
■ジベタリアン・歩き食べ
地べたに座ってまったりする、携帯電話する、物を食べる、電車の中でも物を食べる、電車の中に座る、あげくは街中で寝る、そういうジベタリアンたちの生態を探る。
■下北沢
下北沢は今若者に人気ナンバーワンの街だ。アジア的な雰囲気、たくさんの個性的な古着屋、雑貨屋、飲食店、古道具屋など、若者を引きつける要素が揃っている。
■代官山
代官山は、かつては先端的なデザインのブティックやデザイナーズ・ブランドの本社ビルが建ち並ぶ旧山手通 り周辺が顔だった。しかし、今は、昔は古い商店街だった東急東横線の線路際に古着屋やクラブ系ファッションの店ができ、人気がある。高円寺も、ねじめ正一氏の小説で有名な駅北口の純情商店街などはあまり変化がないが、南口から数分歩いたルック商店街には、やはり古い商店を利用して女の子向けの古着屋がたくさんできており、休日には関東一円から女子高生などが集まっている。
■高円寺
高円寺は1970年代の街であり、団塊世代の街である。事実、1970年当時、高円寺の人口の4人に1人は団塊世代だった。 80年代、団塊世代が結婚し、子供を作り、持ち家を求めて郊外に転出すると、高円寺は若者の街としての性格を弱めていく。80年代の高円寺には「80年代的」な人間はあまりいなかった。クリスタル族もHanako族も無縁だった。ユーミンやサザンの描く世界は渋谷や青山や湘南であって、四畳半フォークの街・高円寺ではなかった。 だが、90年代はちょっと様子が違う。90年代の高円寺には90年代的な人間が多い。商店街に、昔ながらの総菜屋やそば屋とならんで、古着・デッドストック系のブティックが無数にでき、今風のストリート系ファッションの女の子(もちろん男も)をたくさん集めている。 老舗ライブハウスに加えて最近は80年代のMTVをテーマにしたクラブなどもあり、コスプレした客が集まるとか。また、知る人ぞ知るレコード店「マニュアル・オブ・エラーズ」は、昔の映画のサントラ、ラテンムード音楽など、いわゆる”モンド系”の音楽LPに加え、「世界の大事故」「男性の好きなレコード」など、通 常のレコード店にはないようなLPが、通常のレコード店とは全く異なる不思議な分類体系(?)によって収集されている。
■恵比寿
■中目黒
■吉祥寺
過去30年間、つねに若者の街として人気を保ってきたのが吉祥寺。この2年ほど、また新しい店ができてきた。ナイキ、GAP、ユニクロから、井の頭デパートまで、いろいろなテイストの店がある。
■闇市
吉祥寺駅北口の闇市は小さな店がまるでハモニカの吹き口のように細かく並んで いるので「ハモニカ横丁」と呼ばれている。 ここにも最近「ハモニカキッチン」というカフェができた。裏原宿系の簡素な内 装で、料理の値段も安く、まったく気取りがなり。何気ない会話をしながら時間を 過ごす、いわゆる「まったり」系の店である。
■職安通り
雑誌『TOKYO1週間』の99年1月19日号が「職安通 り」を特集した。職安通りとは新宿の歌舞伎町の北側、明治通りと直角に交わる道路だ。そのさらに北側が 大久保通りで、山手線のJR新大久保駅から近い。 『TOKYO1週間』のような若者向けの雑誌の売れ線特集といえば、渋谷、銀 座、青山あたりが相場と決まっており、あとは自由が丘、下北沢、吉祥寺など。要 するに「小じゃれた」街が主流なのだが、それが職安通りなのである。こういう ことは10年前の若者雑誌には考えられなかった。
■目黒通り
目黒通りに家具、インテリアの店が集積し、「目黒インテリア通 り」と言われるようになって久しい。 伝統的な英国輸入家具屋からミッドセンチュリーモダン、北欧家具など、様々なテイストの家具が楽しめる。
■西荻窪
中央線随一のアンティーク街。最近は骨董を見て歩く散歩者が急増。老若男女とも多い。
■中野ブロードウェイ NEW MOVIE
サブカルとオタクのメッカ、中野ブロードウエイ。現代の魔窟の魅力を探る!
■渋谷レコード街
渋谷の井の頭通り沿いには50店ものレコード店がある。なかでも東急ハンズの先の一角は、シスコ、マンハッタンレコードだけでも10店近くあり、牛丼の吉野屋のビルはマンハッタンレコードのビルになっている。ビルの壁は落書きやたくさんのフライヤーで現代アート化。まるでNYのようだ。
■町田
東京都の最西南部には町田市という市がある。新宿から小田急線で急行なら30分ほどだが、途中多摩川を越えると川崎市と横浜市の郊外部を通 るため、土地勘のない人は随分遠いように感じる。 町田市は明治以降は八王子の織物を横浜港に運ぶ街道の中継地として栄えたが、戦後はもっぱら郊外の住宅地としていち早く発展してきた。高度経済成長期に急激に人口が増え、昭和ヒトケタ世代から団塊世代が多く居住している。 さて、町田市の中心は小田急線とJR横浜線が交わる町田駅であるが、この町田駅周辺に今、たくさんの若者が集まっている。町田市と鉄道で結ばれる八王子市、横浜市青葉区、緑区、川崎市麻生区、相模原市、大和市、座間市、厚木市、海老名市、そして町田市の人口を合わせると243万人であり、このうち15〜24歳の若者は47万人である。 これほど多くの若者がいても、周辺は住宅地だから若者が遊べる街はあまりない。必然的に、この地域で最も繁華な町田駅周辺に若者が集まることになる。 午後3時を過ぎると放課後の高校生が五、六百mほどの商店街にあふれ出す。街にはファストフード店、ドラッグストア、ジーンズショップ、スポーツシューズショップ、携帯電話ショップなどが集まり、通 りを歩く若者の食欲と物欲を刺激しつづける。なかには早速カラオケに行く者もいる。渋谷とまったく同じ光景である。ここには最近の若者の流行がすべて揃っていると言っても良い。 郊外という均質な環境の中の、学校−家庭−予備校という堅苦しい時空間の隙間を、この賑やかな商店街が埋めているのであろう。しかし実はこの商店街もまた、郊外というパッケージの中に組み込まれているのかも知れないが。
■ホーチミン
たしかにホーチミンは下北沢であった。高円寺でもいいが、要するに今どきの東京の若者の街と似ていた。まず、オンボロのバイクがたくさん走っている。泥よけがはずされ、車体にペンキがべたべた塗られたスーパーカブ、へこんでさび付いたベスパ、どちらも東京では昨年大流行したが、ホーチミンではそれが普通 である。
■住みたい街
雑誌『TokyoWalker』2001/10/23号が読者投票形式で「住みたい街」を調査した1998/8/25号でも同様の調査をしているので、これと比べると興味深い。 1位:下北沢、2位:吉祥寺は不動。4位:自由が丘も前回と同じだ。しかし前回、9位 :代官山、10位:高円寺だったのが、それぞれ5位:代官山、6位:高円寺と浮上。鎌倉、日吉、広尾は圏外へ、逆に三軒茶屋、中野、青山一丁目、阿佐ヶ谷がベスト10入りした。 あまり厳密なマーケティング調査ではないから、さほど正確な話はできないが、しかし、下北沢、吉祥寺が現在の若者にとって不動の人気タウンであること、また、この3年間で、ハイソな街より庶民的な街の人気が上がったことは確かだと言えそうだ。下北沢、吉祥寺も、トレンド情報もあるが、庶民性や下町性のある町田から、総じて言えば、今の若者の嗜好は、ハイソで洗練された清潔な街よりも、庶民的でアジア的でごちゃごちゃした街に向かっていると言える。
■砂町銀座と阿佐ヶ谷団地
街歩きを仕事の一環にしている私だが、普通は消費に最先端を探るために街を歩く。だから、原宿とか代官山とか下北沢とか高円寺とか、そういう街をぶらぶらする。 で、次はどんな街が流行りますか?って聞かれることが多いんだが、あのさあ、街なんて、そんなにどんどん流行ったり、すたれたりするわけないでしょ? 昨日は高円寺だが、明日は板橋が流行るなんてこと、あるわけない。 とはいえ、別に先端的な消費の街でなくても、何か面白いテーマを街から見つけたいと思っている私としては、どん欲に街を歩くわけです。で、ワタシ的に最近のヒットは砂町銀座と阿佐ヶ谷団地ですね。
■ストリート風景
東京の街の様々な風景を写真でお見せします。