■デザイナーのマーケティング力を磨け
 〜デザイン雑誌『アクシス』による三浦展インタビュー

 将来に向けた人材育成に関しては、企業デザイナーのマーケティング力を高めることが必須だと思います。言い換えれば、自分の感覚をきちんと言語化でき、社会背景を踏まえた説明で上司を説得することのできるデザイナーの育成です。マーケティングの人間にデザイン感覚を植えつけることも重要ですが、デザイナーのマーケティング感覚を磨きながら、デザイナー出身の常務も当たり前といった時代にしていかないといけない。そのためにもデザイナーはもっと広くいろいろな本を読まないとダメでしょう。



■六本木ヒルズ

 現在、都心部で行なわれている巨大再開発の中の一つ、「六本木ヒルズ(11.6ha)は2003年春の完成を目指して総合文化拠点を築こうとするものだ。最上階から5フロアには美術館を含む「森アーツセンター」が設けられ、さらには周囲におけるアーティスト・ビレッジ構想もあるという。六本木が若いアーティストの文化発信ゾーンに変容しようとしている。

TEXT:川上 典李子  PHOTO:Frederick Summer



■東京デザイナーズウィーク

 10月頭、東京は「デザイン」に沸いた。「東京デザイナーズウイーク(TDW)」と「東京デザイナーズブロック(TDB)」などが催され、連日、パーティやイベントが開催されていたからである。特に後者のイベントには、現在の東京のデザイン状況を見ることができる。

TEXT:川上 典李子  PHOTO:Frederick Summer



■東京ケーススタディハウス

 昨情報が網の目のようにネットワーク化された世界を飛び回る若者たち、「アーバン・ノマド」の存在を、現在、私たちは見ることができる。東大駒場前に、ボーダレスなアーバン・ノバドたちの拠点ともいえるケーススタディーハウスが誕生した。

TEXT:川上 典李子  PHOTO:Frederick Summer



■エミリオ・プッチの椅子

 ファッションデザイナーが家具のラインを発表したり、ファッションデザイナーのキャンペーンフォト(広告)で他のクリエイターの家具デザインが重要な役割を果 たしているなど、ファッションと家具との融合が進んでいる。その一例となるのがイタリアのカッペリーニ社から発売になったプッチの椅子である。

TEXT:川上 典李子  PHOTO:Frederick Summer



■SPUTNIK PAD

 盆栽や米が今、若者のクラブアイテムになっている。このことを知ることができる好例が、 IDEE(イデー)が展開する活動「SPUTNIK(スプートニク)」の拠点として11月にオープンしたデザインショップ「SPUTNIK PAD(パッド)」だ。各国のデザイナーの活動がひしめきあう「多様な」店には、盆栽ショップやライス(米)&バーが仲間入り。クラブ化したデザインショップで、盆栽もまたホットなデザインアイテムとなっている。

TEXT:川上 典李子  PHOTO:Frederick Summer



■世界マーケットを目ざした無国籍ブランド
「MUTECH(ミューテック)」のデザイナー、岩崎一郎氏インタビュー

 都内のセレクトショップ「TIME & STLE」における発売と同時に注目を集めた「ミューテック」の電話器。製造は韓国の企業で、オーディオもすでに製造されている。同ブランドの立ち上げに関わると同時に全製品のデザインを手掛ける岩崎一郎氏に話をうかがった。

TEXT:川上 典李子